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すまいる5月26日配信メール
おはようございます。お子様の課題は順調に進んでいますか。
本日は【体育や運動が苦手な子どもの支援の方法】についてお伝えしてまいります。
ボールを使った運動や縄跳びが苦手だったり、誰かの動きをまねしたりすることが苦手な子どもがいます。
そのほか、疲れやすく、すぐに座りこんでしまったり、一定の時間、同じ姿勢を維持させるのが困難な子どももいます。
運動が苦手な一つの理由として、ボディイメージが弱いことがあげられます。
自分の体のどの部位をどのように動かせばよいのか、あるいは動きを止めればよいのかイメージしにくいため、動きがぎこちなくなってしまうのです。
また、筋力が弱かったり、力を入れたり抜いたりするコントロールが苦手なことも原因として考えられます。
支援の方法としてはスモールステップで取り組ませていくことが大切です。
例えば、縄跳びを一分間跳ぶという課題に取り組むときは、本人のレベルに合わせて15秒や30秒に設定します。
到達目標を低く設定することで、本人も成果を感じやすく劣等感をもつことが少なくなります。
また、ご家庭で休日などに運動する機会を増やして頂くのも効果的です。
そこではできないことを克服するための「特訓の場」にするのではなく運動は楽しいと感じさせることに重点をおきましょう。
ボディイメージをつくる「ジャングルジム」や、体の左右を理解する「旗あげゲーム」、指示に合わせて動く「だるまさんがころんだ」なども体をコントロールする練習になるので、是非、取り組んでみてください。
明日は「手先が不器用な子どもへの支援の方法」についてお伝えしてまいります。
公開日:2020年05月26日 08:00:00