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すまいる5月22日配信メール
おはようございます。体調はいかがですか?
保護者の方向けにお子さんの支援のポイントをお伝えしています。
本日で五回目の配信になります。
昨日は【相手の気持ちを読むことが苦手な子どもの支援の方法】についてお伝えしました。
今回はその中の「気持ちを読み取る練習」について二つの方法をご紹介します。
一つ目は「コミックトーク」という4コマ漫画を使った方法です。
トラブルの場面を想定した4コマ漫画の、吹き出しのセリフを隠し、あてはまる気持ちや言葉を推測するというものです。
実際にある四コマ漫画を使っても良いですが、子どもの実生活に沿ったものだとより効果的です。
なので、簡単なイラストでも構わないので自作しても良いと思います。
何かトラブルを起こしてしまった際、行動について振り返るときにも視覚化すると、目に見えない気持ちを想像しやすくなるので効果的です。
二つ目は、絵本や物語を使った方法です。
絵本や物語の読み聞かせをしながら、登場人物の気持ちを想像する練習を行います。
登場人物がとった行動の理由などを聞いてみると、子どもがどれくらい状況や人の気持ちを理解しているかが把握できます。
ただし、たとえ子どもが的外れな解釈をしていても「おかしい」と否定するのではなく、考え方は人それぞれ違うことを伝え、「こんな感じ方もあるんだよ」といくつかの一般的な感じ方の例を提示することが大切です。
次回は【手順や配置にこだわりの強い子どもへの支援の方法】についてお伝えしてまいります。
公開日:2020年05月22日 08:00:00