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すまいる5月25日配信メール
おはようございます。体調の変化等ありませんか。
本日は【手順や配置にこだわりの強い子どもへの支援の方法】についてお伝えしてまいります。
予定が急に変わったり、物の配置が変わったりすると落ち着かず、イライラしてしまう子どもがいます。
その他にも、工事などの影響で、いつもと違う道を通らなければいけなくなった際、どうし良いか分からず、動けなくなってしまう子どももいます。
これらの原因は、見通しがもてないことへの不安にある場合があります。
そのため、ある程度の見通しをもたせてあげることで、不安をおさえることができます。
具体的には、物を移動する際や予定が変更になる際は、あらかじめ子どもに伝えておくことが大切です。
予告をして、本人が納得したうえで受け入れさせることで、少しずつ変化に対応する力をつけていくことができます。
しかし、やむを得す、急な変化が生じることは多々あると思います。
そんな時に子どもがこだわりを見せた際は、ある程度、許容してあげることが大切です。
自分のこだわりを否定されると不安が大きくなり、それがパニックや自尊感情の低下につながることがあるからです。
子どもと話し合って、折り合いをつけていく必要があります。
また、複数のパターンを決めておくことで対応できる場合もあります。
例えば、休日に何か予定をたてた際、天気が晴れならこうする、雨ならこうするとあらかじめ決めておくことで、急な変更が生じても子どもは受け入れやすくなります。
明日は【体育や運動が苦手な子どもへの支援の方法】についてお伝えしてまいります。
公開日:2020年05月25日 08:00:00